いつでもどこでも仮想通貨のマイニングをしていたい重度のマイナーなら、きっと気になるアイテムが発表されました。
株式会社シティが運営するキュレーションセールスのヴェルテ(東京都渋谷区)は、加exklim社製ポータブルグラフィックカード「eX Core」の国内販売を開始すると8月1日に発表いたしました。
(中略)
「eX Core」は、ノートパソコンのグラフィック性能をブーストし、快適なゲームプレイを実現します。
最新のWindowsとMacOSに対応しており、プラグアンドプレイ対応で複雑な設定なく、簡単に使用することができます。USB-Type CのThunderbolt3対応ケーブルで接続するだけで使えます。
搭載されたGPUはNVIDIA社製GeForce GTX 1050で、ノートパソコン標準の内蔵GPUに比べて、6倍~10倍の性能を発揮します。「eX Core」は、仮想通貨マイニングも対応しています。独自のASICアルゴリズムテクノロジー「ターボハッシング技術」により、仮想通貨のマイニングを高速処理することが可能です。
こちらはイメージ映像ですね。
ということで、簡単にノートパソコンと接続できるGPUという位置付けの製品です。用途としては、GPUを持たないノートPCに接続することで、どこでも仮想通貨のマイニングができるということだと思いますが、気になるポイントも何点か。
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GeForce GTX1050搭載なので計算力は非力。ターボハッシング技術次第か
こちらの製品が搭載しているのは、NVIDIAのGeForce1050とのことですが、これはマイニングの世界においてはちょっとパワーが足りない印象です。
出典:https://www.dospara.co.jp/5info/cts_lp_palit
上の画像は、マイナー御用達のGPU、palitのサイトにあるベンチマーク表です。GTX1050だと、1060の2/3くらいの性能です。掘れないことはないけど、儲けは多くなさそうです。
ただ、「ターボハッシング技術」という、マイニングのための技術を搭載するみたいで、これによりどれくらい掘れるようになるかは気になるところ。
USB-Type CのThunderbolt3がない場合は?
この記事によれば、USB-Type CのThunderbolt3での接続になるようですが、このインターフェイスはどのパソコンにもついているものではありません。一般的なUSBポートしかないマシンの場合、接続できるかどうか知りたいところ。
買うべきか悩む…というか欲しい
8月10日までに申し込めば49800円、それ以降の通常価格は79800円とのことなので、欲しいですがちょっと考えてみたいと思います。ショボい考えですが、電源を借りられるカフェとかで動かしたら、電気代なしで採掘できるのかな?と思ったり。
なお、出荷開始は2018年12月の予定です。
本業は雑誌編集者、ライター。仮想通貨のマイニング、パソコン構築にとりつかれた哀れな中年男性。もともとは売れないバンドマンで、今は芸能プロダクションも経営しています。高円寺在住で、東京ヴェルディのサポーター。お肉とお酒が大好き。
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