『仮想通貨のマイニングができるWindowsパソコンの自作方法』でも解説していますが、マイニングで利益を出すためには、できるだけ1台のパソコンに大量のGPUを接続することが大切です。1つあれば良いCPUやSSDなどに対し、GPUが多いほど相対的に電気料金やパーツ代が安くなります。
GPUをたくさん接続するためには、当然ながらマザーボード(メイン基板)に端子がたくさんついていることが条件。この物理条件を必要以上に満たしているマイニング用のマザーボードの中でも、19枚のGPUが接続可能なのが、ASUSの「B250 MINING EXPERT」です。名前からして、マイニングのために設計された感じが出まくってますよね。
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凶悪なマイニング用マザーボードが大幅値下げ
このB250 MINING EXPERTが、今なら7970円(税込)でamazonで販売されてます!これからマイニングをやろうという方にはまたとないチャンス。なぜなら、僕がこのマザボを買った今年春の時点では15,780円でしたからね。なんという力強い値下げッ!(2018年9月9日時点)。
【2018年11月25日追記】
さらに値下がりが進行し、5760円にて販売されています!
もうすでに1枚持っているのに、うっかり2枚目を買ってしまいそうになりました。
こちら我が家で稼働中のB250 MINING EXPERTです。
B250 MINING EXPERTのメリット
さて、この怪物マザボードのメリットを紹介していきましょう。
19個のPCI Express
まずはこれですよね。大事なことなのでもう一度。GPUを最大で19枚ブチ込めます。
実際のところ、Windows10だと8枚までしかGPUは認識しませんので、理論上は無制限にGPUを動かせるethOSに適したマザーボードといえます。
電源ユニットを3個まで接続できる
これも大切です。19枚のGPUを動かすとなると、一般的な電源ユニットでは電力が足らず、2個目、3個目の電源ユニットが必要になります。通常は複数の電源ユニットを同時に使う場合、そのためのパーツとか設定が必要だったはず。ですがこのマザーボードの場合、電源ユニットを接続する24ピンの端子が3つついており、3つまでの電源ユニットを併用できます。
大量にGPUを動かす場合に、非常に重要な機能といえます。まさしくモンスター。
ところでなぜ値下げ?
仮想通貨全体の下落により、明らかにマイニングブームが収束している感じがします。僕が初期に学ばせてもらった、マイナー太郎さんのコミュニティも閑散としていますし。同じ流れでパーツもぜんぜん売れなくなっていて、値下げが始まったのかもしれませんね。
GPUももっと安くなってくれ~。
本業は雑誌編集者、ライター。仮想通貨のマイニング、パソコン構築にとりつかれた哀れな中年男性。もともとは売れないバンドマンで、今は芸能プロダクションも経営しています。高円寺在住で、東京ヴェルディのサポーター。お肉とお酒が大好き。