「6年使っているデスクトップPCが限界？それならマイニング機にするまで」では、自宅のデスクトップがあかんことになっていることを書きましたが、その後いろいろいじったら普通に動くようになりました。パソコンは気まぐれだね。
ということで、このマシンでマイニングをしたら、どれくらいの収支になるのかをあらためて計測してみたいと思います。手順は、「MinerGateでXMR（モネロ）をCPUマイニングした結果」で解説している流れでやります。
なお、このパソコンにはRADEONのRX570というGPUが一枚搭載されています。
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さすがにデスクトップのCPU＆GPUのパワーは違う
こんな感じになりました。6年落ちとはいえ、デスクトップ用のCore i7のスペックは、2年前のノートPCのCPUよりずっと高いんですね。「MinerGateでXMR（モネロ）をCPUマイニングした結果」の記事のときより、3倍くらいのハッシュレートになっています。
ちなみにこういうスペックのCPUでございます。
また、RX570はさすがにGPUだけあって、となりのCPUのだいたい5倍くらいのハッシュレートをマークしていますね。さて、この641 H/sがどれくらいの採掘量になるでしょうか。
CPUよりはもちろんマシですが…
「MinerGateでXMR（モネロ）をCPUマイニングした結果」で解説したように、MinerGateのダッシュボードから採掘量を調べてみます。
641 H/sで24時間掘ると、0.00310のXMR（モネロ）をゲットできると出ました。
これを通貨の交換サイトで調べるとこうなります。
日当33.88円という結果になりました。
まあ、これでも電気代よりは安いでしょうね。CPUマイニングよりはマシですが、またもしょっぱい結果となりました。
ただ、これまでもこれからも言い続けますが、この採掘量はあくまで今のレートで円に換金した場合のお話。将来ガツンと値上がりしたときに円に換えるなら、そのときのレートでの収支となります。
結局のところ、マイニングは今のレートは関係ないです。将来的に、今掘っている仮想通貨が上がるのか、あるいは下がるのか。これが全てでしょう。
本業は雑誌編集者、ライター。仮想通貨のマイニング、パソコン構築にとりつかれた哀れな中年男性。もともとは売れないバンドマンで、今は芸能プロダクションも経営しています。高円寺在住で、東京ヴェルディのサポーター。お肉とお酒が大好き。
